IELTS勉強法〜Writing編〜

英語学習

よく日本人の苦手分野と言われるWritingとSpeaking。私も、この二つに関してはスコアが振るわなかったです。

Writingは、初めて受けた時はスコア5.0で、そこから勉強し続けて最高スコアが7.0か7.5ぐらいですね。

IELTSのWritingは、Task1とTask2に分かれています。Task1は、グラフとか表とかを読み取って、それを150wordsで説明するというもの。Task2は、あるお題(大体社会的なトピック)に対して自分の意見を250wordsで書くというものです。

Task1とTask2 独学の共通事項

ReadingとListeningでは公式問題集をゴリ押ししてきた私ですが、Writingについてはちょっと事情が違います。

これについては、日本語で説明が書いてある参考書を買って読んでから始めたほうが良いと思います。

というのも、公式問題集にも模範回答がついているのですが、それに対する詳しい解説はないんですよね。

あと、スコアがイマイチ高くない人(6.5ぐらいとか)のやつが紹介されているので、お手本としては今ひとつ。

だから、最初は日本語の参考書を買っちゃいましょう。

私はこういうの買ってましたね↓

実践IELTS技能別問題集ライティング|旺文社
日本人が苦手なIELTSライティングは、徹底トレーニングで克服! 主に国内で英語を身につけ高得点を得ている著者のメソッドを伝授します。 1. 文章の組み立て方を、1ステップずつていねいに学べる

もしお金に余裕があるなら、ライティングの勉強の仕方を学ぶためだけに、IELTS用の塾に数回通うのもアリです。

5回も通えば十分だと思います。

大事なのは、「どういう書き方に対してどれくらいの点数がつくか」ということを学ぶことなので、一回フォーマットを学べたら、あとは言い回しや単語を洗練させていくのみです。

Task1の勉強法

Task1は、グラフとか地図とかダイアグラムを説明するというお題です。

ここでは、自分の意見を述べてはいけません!初期の頃は、Task 2と同様に、意見を述べないといけないと勘違いしておりました。

ここで紹介する勉強法は、「Task1のお作法を全く知らなくて、スクールは使わずに勉強し始める」という場合です。

①模範回答と解説を見る

本当に初めてだったら、まずは模範解答と解説を見てしまいましょう。初心者of初心者だったら、書き方がわからないと思います。

棒グラフなのか、円グラフなのか、地図なのか、エトセトラでたくさんサンプルがあると思いますが、まずは無難なグラフ系のやつを一つ選んでください。

②よく使うフレーズをチェック

日本語の参考書なら、ご親切にグラフ表現のキーフレーズ(「増える」「減る」「急激に」「明らかに」等がピックアップされていると思うので、それをチェックします。

もし、どれが重要フレーズかわからなければ、「IELTS Task1 フレーズ グラフ」とかでググれば出てきます。

(でも、日本語の参考書なら絶対書いてあると思う。海外のものを使っている人はわからん。)

これらの大事な言い回しが、模範解答の中でどうやって使われているかが大事な点ですね。

このフレーズ、ちょっと見て覚えられるなら、もう覚えてくれて結構です。

私は全然覚えられない人だったので、とりあえずどこかに書き出しておきます。

③模範解答の構成もチェックしておく

Task1にはお決まりの構成がありました、

①イントロ(問題文の言い換え)

②全体の概要

③目立つ点1つ目

④目立つ点2つ目

になります。

地図やダイアグラムは書き方が違っていて、ちょっと難しいので、初心者の方は慣れてくるまで放置しておきましょう。

構成も、ググれば解説は出てきますし、参考書に書いてあるとは思います。

模範解答で「これがイントロなのね〜」「目立つ点ってこういうのを選ぶのね〜」と、確認しておきましょう。

④ここまでで選んだのと、同じ形式の問題を解いてみる

①〜③で棒グラフを選んだのなら棒グラフを、円グラフを選んだのなら円グラフを、ピックアップして解いてみましょう。

最初だから書けないと思いますから、①〜③でチェックした語句とか言い回しを見ながら書いてOKです。

というか、最初なら隣に並べておいて書いてもいいぐらいです。

⑤添削サービスに出す

ChatGPTにぶち込んで採点してもらっても良いのですが、私の知る限り、ChatGPTはグラフそのものを読み込むとかは出来ない?ので、添削サービスに課金していました。

(読み込んでくれるかもしれないけれど、私はやったことがないのでその辺は不明。)

私は3種類ぐらい添削サービスを試してみましたが、一番おすすめは「IELTSanswers.com」です。

ただし、コメントは全部英語で返ってくるので、それにめちゃくちゃ抵抗があるという場合は日系のサービスを頼むのもありかもしれません。

(でも、このコメントの英語ぐらい読めないと、Reading何も解けないとも思う。)

慣れてきたらChatGPTだけでも良いですが、グラフ系は「どこを詳しく書くのか」ということもスコアにつながるので、最初は人間に見てもらったほうが良いです。

⑥解いた問題の模範解答を見てみる

ここで、自分が解いた問題の模範解答を見てみましょう。

自分で一度書いてみた後に模範解答を読むと、すごく頭に入ってくると思います。

模範解答に良さげな表現があれば、チェックしておきましょう。

⑦ボロボロだった時のみ、もう一度書いてみる

IELTSanswers.comは、想定スコアもつけてくれるのですが、これがボロボロだったり、コメントがボロクソだったりした場合(結構ボロクソに書かれる。笑)、同じ問題でもう一度書いてみましょう。

この時、直せって言われたところをちゃんと直したり、模範解答の良さげな表現を使ったり、ちょっと工夫してみましょう。

⑧2回目でも添削はする

2回目であっても、書きっぱなしじゃなくて添削しましょう。

ここはもう、ChatGPTで良いと思います。

⑨これを永遠に繰り返す+慣れたら地図とダイアグラム

ここまで出来たら、あとは量を確保するためのループです。

ひたすらに繰り返していきましょう。

あと、グラフ系に慣れてきたら、地図とダイアグラムも行ってみましょう。

地図とダイアグラムの後回しを推奨する理由は、使いまわせるフレーズが少ない(グラフの用語は、棒でも円でも線でも使えるけれど、地図とダイアグラムはそういうのがない)のと、出題される確率が低めだからです。

とは言え、出題されることはあるので、ノー勉はやめておきましょう。私も出題されたことはあります。

Task2の勉強法

①模範回答と解説を見る

ここでも、模範解答は先に見ちゃいましょう。しかし、Task1と比べて、リサイクルしやすい言い回しはあまりないと思います。

「こういう感じで書くのね〜」ということの確認ぐらいのつもりでサラッと見ておきましょう。

②模範解答の構成をチェックしておく

Task2の構成って、そんなに種類はないんですよね。

イントロ→理由①→理由②(→理由③)→結論、で、理由の種類が「片方しかない(賛成だけ/反対だけ)」か、「賛否両論だけど賛/否のどちらかの意見が多いから結局賛成/否定」です。

自分の読んでいる模範解答は、どちらのパターンか確認しておきましょう。

③同じ問題を、理由を変えて自分で書いてみる

Task1よりは答えの幅が広いので、模範解答で使われているのと同じ問題を、理由を変えてもう一度書いてみましょう。

例えば「政府は自家用車の利用を減らすように働きかけるべきである」が問題で、模範解答が「賛成、理由①渋滞緩和、理由②環境」だったら、自分の回答は「反対、理由 ①自動車産業を停滞させてはならない、理由②公共交通機関のないエリアが困る」で書いてみるとか。

ちなみに、IELTSのWritingはただの英語力の試験に過ぎないので、理屈が通っていれば嘘を書いても全然問題ありません。「たとえば、日本はビジネスの最大の利益は自動車からもたらされているし、ヨーロッパも自動車産業による利益は全体の50%以上を占める」とか、本当っぽい嘘をどんどん書いて行きましょう。字数稼ぎにぴったりです。

④添削サービスかChatGPTに提出

Task1と違って、Task2は結構な精度でChatGPTも採点できます。

Task1同様、最初は添削サービスにお願いしたら良いと思いますが、Task2は結構早くChatGPTに切り替えられると思います。

「これはIELTSのWritingのTask2の回答です。この推定スコアを教えてください。8.0ぐらいのスコアが取れるような、サンプルの答えも書いてください。また、私の送った回答がもし8.0に届かないなら、何が足りないのか教えてください」というように命令すればやってくれます。便利…!

⑤添削後はちゃんと直す

解いたら解きっぱなしではないので、添削後は直しましょう。とういう言い回しが使われているのかとか、よく見ておくと良いです。

⑥これを永遠に繰り返す

問題を変えながら、これをずっと繰り返しましょう。

コツは、模範解答や添削で新しく学んだ語を使いながら、新しいお題に取り組むことです。

まとめ

私は添削サービスならIELTSanswers.comを激推ししているのですが、他のサービスと比べてどこが良いのかは、またそのうち書きます。

結局、Writingも、型を覚えたらあとはずーーーっと繰り返すだけです。

型を覚えたら一気にポンとスコアが跳ねて、そこからなかなか伸びなくなるので、早くからコツコツ勉強してください。

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